第6話 夜の訪問者
(早朝からのロケに備え早めにベットに入ったのだが)
トントン、トントン部屋の扉が叩かれた。
はーい、扉を開けると次女が立っていた。
歳の頃は24~6歳ぐらい!
少しぽっちゃりした女性だったのですが、何も言わずに立っている。
僕は「ハーイ!」と笑顔で応じたのだが彼女は無言で立っている。
えっ?なんだろうと彼女を見つめると、ニコッとして一歩踏み出した、、部屋の中に入れてほしい感じだ。
いやいや、いくらなんでも深夜の密室に二人きりと言うのはよくないでしょ!
丁重にお断りして、また眠りに着いたのだが、翌朝通訳を通じ、「昨日部屋にきたのは何だったんですか?と聞いといてください」
と頼むと、通訳はすかさず「フ、フ、フ、気に入られたんですね!」と、、、
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意味がわからぬままその日の撮影をする事に。
まず犬ぞりで狩りに出るには犬を育てないといけない!
パパさんが僕のために7匹の犬を用意してくれた!
北極の地ではこの犬達の良し悪しが自分の運命を左右すると言うので訓練にも力が入る!!
まず、リーダー犬を決め指示を覚えさせる!
進め、止まれ、右、左、と、、、
しかしなかなか言う事を聞かない、、、、
あと4日でちゃんと走れるようになるのだろうかと不安を覚えつつその日の訓練を終えた!
そして夜寝ているとまたまたドアがノックされた!
えっ?また?
今度はものすごいスケスケのネグリジェで立っていた、、、、、
つづく